- 生ごみを冷凍するのは迷惑って本当?
- 生ごみを冷凍するデメリットは?
- 冷凍以外でおすすめな生ごみ処理方法はある?
生ごみを冷凍すると、いやな匂いが発生したり虫が湧いたりさせずにごみの日まで保管できます。しかし、実はご近所トラブルにつながりやすい方法でもあるんです。
基本的に、生ごみを冷凍保存しておいてごみの日に捨てる方法はおすすめできません。
この記事では生ごみを冷凍するデメリットやご近所迷惑になりやすい理由などを解説します。「生ごみの処理方法で迷っている」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
生ごみの冷凍が迷惑な3つの理由・デメリット
生ごみを冷凍するデメリットは次の3つです。
- 収集前に水分や匂いが漏れ出る
- ごみの焼却にかかる時間が長くなる
- 冷凍庫のスペースが少なくなる
実際に生ごみを冷凍する前に、必ずデメリットを確認しておきましょう。「知り合いがやってるって言ってたから」だけで試すと、ご近所トラブルが起きてしまうかもしれません。
1. 収集前に水分や匂いが漏れ出てご近所トラブルにつながる
生ごみを冷凍すると、収集前に水分や匂いが漏れ出てご近所トラブルにつながる可能性があります。
生ごみが凍っている間は、匂いが発生することはありません。しかし生ごみを冷凍庫から出して溶け始めると、一気に水分が漏れ出て腐敗が始まります。
生ごみ臭は水分の蒸発と一緒に空気中へ拡散されていくので、水分が多いほど、生ごみ臭も漏れやすいのです。
特に夏場は、ごみ出しから30分も経てば生ごみが溶け切ってしまいます。ごみ収集車が来る前に生ごみが溶け水分や匂いが漏れると「ごみ置き場を汚した」「悪臭を放置した」などの理由でご近所とらるにつながりかねません。
2. ごみの焼却にかかる時間が長くなってエコじゃない
生ごみを冷凍すると、ごみの焼却にかかる時間が長くなってしまいます。
三角コーナーなどで生ごみを保管する方法であれば、少しずつ生ごみの水分が蒸発するので燃えるごみを出すときには多少乾燥しています。しかし冷凍庫に入れておくと、ずっと水分を閉じ込めた状態になるので乾燥が進みません。
べちゃっとした生ごみを燃やすには、相当なパワーが必要です。人それぞれの感覚次第ですが、SDGsが叫ばれる現代で、アンチエコな行動は避けようと感じる方も多いでしょう。
また運よくごみ収集車が車で生ごみが溶けず、水分や匂いが漏れなかった場合には「水分が多い&冷たい」というさらに燃やしにくい状態で回収されることになります。
3. 冷凍庫のスペースが少なくなる
冷凍庫のスペースが少なくなることも、生ごみを冷凍するデメリットの1つです。
生ごみを冷凍すると、燃えるごみの日まで冷凍庫で保管し続けなくてはいけません。燃えるごみの日が火・金で週2回の場合、3,4日分の生ごみを冷凍庫で保管することになります。
生ごみは、ごみ全体の約40%を占めるほど量が多いです。
一人暮らしやコンビニ弁当中心の生活で生ごみが少ない・冷凍庫がスカスカなご家庭あれば問題ありません。一方で食材を冷凍している・1日1食は料理をしているといった場合、すぐにパンパンになってしまいます。
冷凍庫がいっぱいだからといって冷凍している生ごみを取り出すと、水分や匂いが漏れて大惨事です。燃えるごみの日までの生ごみを問題なく保管できる冷凍庫スペースがあるか、必ず確認しましょう。
迷惑なのに生ごみを冷凍する人がいる2つの理由
逆に、生ごみを冷凍するメリットは次の2つです。
- 菌の繁殖(=生ごみ臭の発生)を抑えられるから
- 虫が湧かなくなるから
ご近所迷惑になるデメリットよりもメリットのほうが大きいと感じたら、生ごみを冷凍する選択肢もアリです。
1. 菌の繁殖(=生ごみ臭の発生)を抑えられるから
生ごみを冷凍すれば、菌の繁殖を抑制して生ごみ臭を発生しないようにできます。
そもそも生ごみからイヤな匂いが出るのは、生ごみをエサにして繁殖する雑菌が原因です。家庭用冷凍庫の温度は-18℃以下となっているため、生ごみがあっても雑菌は繁殖できません(参考:Haier)。
「生ごみを冷凍庫に入れる→雑菌が繁殖できなくなる→生ごみ臭が発生しなくなる」という流れですね。実際私も、試しに生ごみを冷凍庫に入れてみたことがありますが、生ごみ臭は全くありませんでした。
2. 虫が湧かなくなるから
生ごみを冷凍庫で保管することで、虫が湧かなくなります。
雑菌が繁殖しないことと理由は同じで、-18℃以下の環境では虫も生息できません。コバエは病気を運んでくるような害虫ではないとはいえ、キッチンにいたら不快ですよね。コバエホイホイを買ってもキリがないですし…。
生ごみを冷凍庫に入れてしまえば、三角コーナーの周りにコバエが湧くこともなくなります。
生ごみを食材と一緒に冷凍庫で保管することに抵抗がない方で、ご近所迷惑が気にならなければ、生ごみの冷凍はかなり便利な方法です。
生ごみを冷凍しても迷惑をかけずに済む方法はある?
生ごみを冷凍してもご近所に迷惑をかけずに済む方法は「ごみ収集車が来る直前にごみを出すこと」です。
凍っている状態の生ごみからは、水分もイヤな匂いも漏れません。ごみ収集車が来る5分〜10分前を狙ってごみ出しをして「生ごみが溶ける前に回収してもらえる状態」にできれば、ご近所迷惑を避けられます。
とはいえごみ収集車が来る時間は日によってバラつきがあるうえ、仕事などの事情で直前には出せない方もいるでしょう。運よく凍ったまま回収されても、ごみの焼却に時間がかかってエコじゃないことは解決できていません。
周りに迷惑をかけないこと・ご近所トラブルを避けることを優先するなら、生ごみは冷凍しないほうが無難です。冷凍以外にも、生ごみ臭やコバエの発生を防げる方法があります。
冷凍以外で生ごみの匂いを抑えられる処理方法
冷凍以外の方法で生ごみの匂いを抑えるには、生ごみ処理機がおすすめです。
生ごみ処理機の
↓人気メーカーが出している紹介動画↓
生ごみ処理機とは、ごみ箱感覚で生ごみを投入すると温風で乾燥させぎゅっと圧縮してくれる便利家電のこと。
生ごみ臭やコバエを抑えられるだけでなく「いつでも生ごみを処理できる」「生ごみを軽量化して燃えるごみの日に捨てやすくなる」などのメリットがあります。
特におすすめなのは「loofen(ルーフェン)」という生ごみ処理機です。
- 120万台を突破した人気生ごみ処理機
- 生ごみを乾燥させてイヤな匂いやコバエを抑制
- 温度調整AIが自動で節電する省エネ設計
世界で120万台以上売れているルーフェンは、コンパクトさも魅力の1つ。炊飯器と同じくらいのサイズ感なので、台所に置いていつでも気軽に使えます。
もちろん、生ごみ臭が漏れたり虫が湧いたりといった心配もありません。
温度調整AIが自動で節電してくれるので、1日の電気代は約20円(※)。電気代が高くなっているこのご時世にぴったりな生ごみ処理機です。
\【助成金でお得に買える】人気生ごみ処理機/
loofen(ルーフェン)公式サイトはこちら
※1kWh=27円の場合
まとめ|生ごみの冷凍は近所迷惑になる
生ごみを冷凍処理すると、冷凍庫に入れている間は生ごみ臭やコバエを防げます。しかしごみ出しの後に水分やイヤな匂いが漏れやすく、近所迷惑になりやすいことも事実です。
ご近所トラブルを避けるために、生ごみは冷凍以外の方法で処理しましょう。
具体的には、生ごみ処理機がおすすめです。生ごみ臭やコバエを抑えながら生ごみを処理したい方は、生ごみ処理機の購入を検討してみてください。